校長だより

2学期が始まります!

本日(22日)、2学期が始まりました。8時30分より全校集会(始業式)をオンラインで実施。私の話の後に、生徒指導部長・保健部長からの話、夏期休業期間に頑張った部活動の表彰(賞状を貰ったジャズダンス部、体操競技部、陸上競技部)を行いました。特に陸上競技部では2年生男子が5000m競歩で近畿大会に出場。ぜひ頑張ってください。

始業式では、以下のような話をしました。

「皆さん、おはようございます。1学期の終業式で伝えたように、この夏は免疫力を高める為にもしっかりと睡眠を取ってくれていますか。今日は大きく二つの話をします。まずは、挨拶。4月に着任して以降、三島の生徒の皆さんはしっかり挨拶をしてくれる。それは相手に対するプレゼントです。挨拶をすることで相手に元気を与えてます。私は皆さんからたくさん元気をもらっています。一方で、挨拶が自分の身を助けた話があります。この夏、かつての教え子が連絡してきて、こんな話をしてくれました。『自分は小規模の商社に勤めているのですが、この間のコロナの影響で会社の業績が悪化。幾つかの部署を統合することになり、自分のいる部署もその対象になりました。このままでは失業してしまうかもしれない。そう恐れていたのですが、部署の統合で自分のいた部署が無くなったにも関わらず、自分は全く別の部署に呼ばれて、継続して働ける事になりました。その部署の部長に、なぜ自分を呼んでくれたのかを聞くと、部長は『君とは一緒に仕事をしたことはないが、いつも廊下で元気に挨拶をしてくれた。そんな挨拶が出来る君なら、きっと仕事でも役に立ってくれるに違いないと思ったからだ』と言ってくれました。』という話です。他者に元気をプレゼントする挨拶、それはどこかで自分も元気にしてくれるかもしれません。

もう一つは、学年別のメッセージです。三年生で、これから受験を考えている皆さん。7月に知り合いの全国模試を主宰する会社の方からこんな事を言われました。『先生、現役生は秋が勝負ですよ。仮に8月9月までの模試で志望校の合格確率が低くても、諦めずに取り組めたら、11月の模試ではたいていの現役生が合格圏に入れます』とのこと。三年生で受験を考えている皆さんは、諦めずに取り組んでみてください。そして、二年生一年生の皆さんには、『努力は夢中に勝てない』という言葉を贈ります。これは努力を否定しているのではなく、『しなければならない』という義務感だけで努力するより、その対象に夢中になって取り組む方が何倍も成果が上がるという意味です。陸上競技でオリンピックに出られた為末大さんがこういう主旨の話をされていました。夢中になれば、練習も勉強も楽しんで出来ます。どうか、皆さん、夢中になれるものを見つけてください。もう見つかっている方は、引き続き、夢中になって取り組んでください。」

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