先週15日に図書委員が集まり、ビブリオバトル(自分が好きな本を一冊選び、その本を紹介するというもの)が行われました。司書の先生が支援をして図書委員が各自熱心にお薦めの本を紹介した様子は、ホームページトップでもご覧になれます。その際に、私からもお薦めの本(吉田修一さんの『国宝』)を紹介しました。高校生の皆さんにはぜひ乱読で良いので、色んな本を読んで欲しいと思っています。私も休日に時間があれば書店を訪れますが、ぶらぶらと書棚の間を歩いていると、本の方から私に呼び掛けてくる事があります。そんな時に手に取った本はまず外れがありません。そして、これはという本と出会い読みだすと、矛盾した想いにかられます。「一刻も早く次のページを読みたい」という想いと、「この本を読み終わりたくない、いつまでも読んでいたい」という想いです。そんな矛盾した想いにかられながら、一冊の本を読み終わると、充実した時間が過ごせたなあと感じます。三島高生の皆さんもぜひそんな一冊と出会って、充実した時間を過ごしてほしいものです。