校長だより

3学期始業式

本日(10日)、3学期始業式を行いました。式辞で話をした内容は以下のようなものです。

「新年あけましておめでとうございます。皆さんはどんな年末年始を過ごされましたか。私はまだコロナが収まっていないので、自宅近くの神社に初詣に行ったのと買い物だけの年末年始でした。さて、2学期終業式で、昨年の出来事を振り返りながら、『なぜ?』という疑問を持って、自分と社会の関わりを考えて欲しいという話をしました。年始、4日の新聞を見ていると、アメリカの国際政治学者が主宰するコンサルティング会社が2023年の世界10大リスクを発表したという記事が出ていました。一位はロシアのウクライナ侵攻。まだ続くようですね。ウクライナの人たちはこの年末年始もインフラが破壊された関係で、暖房のない中で過ごされたという報道もあります。このことに自分たちは何が出来るのか。二位は中国の習近平主席への権力集中。一人の人物に権力が集中しすぎるとどうなるか、これは歴史が証明しています。この間の中国でのコロナ対応を見ても気になりますね。三位は皆さんにも身近ではないでしょうか。人工知能(AI)の技術開発によって、社会に偽の情報があふれる可能性があるとの指摘です。『大半の人々には真偽の見極めが出来なくなる』危惧があるそうです。恐ろしい。普段、皆さんはニュースを何で見ますか。ネットだけなら気を付けてください。ネットのニュースは自分好みのニュースが多く流れる仕組みになっています。違う立場の意見や違う考えと接するには、やはり新聞が一番です。ぜひ、普段からリテラシーを磨いてください。さて、他にはインフレやエネルギー危機、水不足など、まだまだ解決しなければならない社会の、世界の問題があります。そんな大きなことを言われても、と思うかも知れません。そこで、最後に川崎レナさんの言葉を紹介します。彼女は大阪生まれの17歳。日本人で初めて、国際子ども平和賞を昨秋に受賞しました。この賞は、児童権利擁護組織『キッズライツ財団』が贈るもので、46カ国175人以上の候補者から川崎さんが選ばれました。過去にパキスタンのマララ・ユスフザイさんやスウェーデンのグレタ・トゥーンベリさんが授与された賞です。彼女は普段、十三の河川清掃や政治家に意見を届ける活動等を学校の合間にしています。彼女はこう言っています。『大きな変化も最初は”私はこう思う”から始まります。…そうです。家から始まる。学校から始まる。自分一人では日本を大きく変えることは出来ないけど、一人ひとりの意識を変えていくことでしか社会は変わりません。』そんな彼女の言葉を頭の隅において、3学期をスタートしてください。共通テストを受ける3年生は、あと数日後です。体調管理にしっかりと取り組んで、当日、ベストの状態で試験に臨んでください。『人事を尽くして天命を待つ!』です。3学期は1年の中で最も日数が少ない学期です。日々後悔することなく、今を一所懸命に生きて、今出来ることにしっかりと取り組んで、そして誰かの為に汗をかいてください。」

 

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