校内に先輩たちの書画・絵画が飾ってある事は折に触れていますが、こちらは北館２階にある先輩からのエールです。力強いメッセージではありませんが、味わい深いメッセージですね。意味は、もちろん「早く着こうと思うなら、危険な近道より遠くても安全確実な方法をとったほうが早く目的を達することができる」ですね。語源は、室町時代の連歌師・宗長の歌「もののふの矢橋の船は速けれど急がば回れ瀬田の長橋」からきているそうです。また、同じ意味の諺には、「急いては事を仕損じる」「短気は損気」などがあります。それに、実は同じ意味の英語の諺もあるそうで、それが「Haste　makes　waste」（急げば無駄が出る）とか、「More　haste、less　speed」（急いでいる時ほど、スピードが落ちる）とか、「Slow　and　steady　wins　the　race」（遅くても、確実に行動する人がレースに勝つ）などだそうです。（英語の先生、合ってますか？）