昨日（１８日）、グランキューブ大阪で第４７回近畿地区高等学校ＰＴＡ連合会大会大阪大会が開催されました。これは、近畿地区の２府４県が持ち回りで開催するもので、実は昨年度が大阪大会の予定でした。しかし、コロナ対応の為に１年延期となり、昨日、やっと集合型とオンラインのハイブリット形式で開催されました。本校ＰＴＡ会長も本部実行委員会の一人としてご尽力いただき、無事に開催出来ました。当日は私と教頭先生、保護者の皆様７名が参加し、久米田高校のダンス部発表（三島高校のダンス部に勝るとも劣らないなかなかのものでした）、東住吉高校芸能文化科の長唄の発表、そして開会式典、最後に記念講演として大阪府堺市出身のピアニスト・西川悟平さんのピアノ演奏とトークが行われました。記念講演のテーマは「夢を心に持ち続けると誰にも奇跡は起こると信じています」というもので、ご自身の体験（１５歳からピアノを始め、カーネギーホールでリサイタルを開き、ニューヨークで強盗に遭い、その強盗の生い立ちを理解する事で新たな友情が芽生え、その後、指に不調を来たし、ジストニアと診断。幼稚園の児童から励ましのプレゼントを受け取りリハビリ開始。７本の指が動くようになって、再度、演奏生活を開始。昨年度の東京パラリンピック閉会式で演奏）をピアノ演奏と共にお話いただきました。生徒の皆さんの発表も素晴らしかったのですが、西川さんのお話も大変楽しく勉強になるものでした。西川さん曰く、「自分と違う誰かを理解しようとする気持ち、好奇心が世界を広げる」という言葉が心に残りました。