2年生の修学旅行が12月10日(土)~12月13日(火)の日程で実施されました。事情により参加できなかった生徒が複数名いたため、もろ手を挙げて喜べないのは残念ですが、参加した生徒たちは沖縄の文化・歴史・自然に触れて楽しく学んでくれたのではないでしょうか。
最初の写真は那覇空港から民泊の入村式を行う東村(ひがしそん)に向かうバスの車中から撮影したものです。いわゆるエメラルドグリーンの海が広がっています。この後、生徒たちは数名に分かれて民泊。その様子は保護者限定のブログで詳細にお伝えしています。11日には教員が民泊を廻りましたが、サーターアンダギー作りの体験(一つ出来立てを貰いましたが、これまで食べた中で一番の美味しさでした!)、パイン農家のお手伝い、やんばるの森の見学、三線の練習、ゴーヤチャンプルー作り等々、現地の民泊でしか経験出来ない貴重な沖縄の文化に触れてくれたのではないでしょうか。二枚めの写真は名護の海の夕景です。夕陽が沈む前の海は本当に幻想的でした。
二日間の民泊体験を終えた生徒たちは12日の朝に離村式を行いました。三枚めの写真は離村式の際に三線の練習をした生徒たちのお披露目のステージです。見事に演奏仕切って、他の生徒や民泊のおじいおばあから拍手喝采。体育館を出ておばあおじいと別れる際には、目に泪をためる生徒もいましたし、おじいが泣きそうなっているのも印象的でした。あるおじいは私に「三島の生徒は最高に優しくて良い子たちだった」と言ってくださいました。
12日は離村式の後に体験メニューです。天候には恵まれたのですが、風が強く波が高かったため、シュノーケリング等のマリンスポーツの一部が変更になったのは残念でした。それでも、ロケットボート体験や紅型体験、ジップライン体験、今帰仁観光等々、それぞれが選んだ選択の体験メニューを満喫。午後は宿泊予定のオクマリゾートのプライベートビーチで学年レクレーションを楽しみました。四枚めの写真はその時の様子です。クラス対抗でビーチフラッグや全員リレーに取り組みましたが、出場した生徒だけでなく、応援も熱く盛り上がりました。もちろん、生徒が司会を行い、競技の裏方から審判まで全て生徒たちが仕切ってくれました。この日は夜に同じビーチで三島フェスと銘打って、ダンス・クラシックバレエ・漫才・弾き語り・独唱等の様々な発表が行われました。司会から音響の段取りまで全て生徒たちが担ってくれました。生徒たちは、「全ての生徒が楽しめる企画」の在り方を何度も何度も論議してくれて、そのうえで作り上げたフェスでした。そして、最後には沖縄へのリスペクトを込めて、全員で「島人ぬ宝」(あのビギンの名曲です。この選曲も生徒たちで決定!)の大合唱。見ていて泣きそうになりました。そして、あまりの見事さに撮影することも忘れて見入ってしまったので、その時の写真はありません。すみません!昼間のビーチレクも夜の三島フェスも準備と当日の運営を担ってくれた生徒の皆さんに感謝です。ありがとう!
いよいよ最終日、13日です。ホテルを出て、まずは美ら海水族館。五枚めの写真は水族館から見える伊江島の様子。六枚めと七枚めは、水族館の中の最大の水槽(黒潮の海という名前がついています)で泳ぐジンベイザメの雄姿です。この日は、千葉・茨城・大阪・福岡等から多数の修学旅行生が見学に来ており、お土産コーナーが大変な混雑になりました。バスの集合時間を守るために、この場でお土産を買うことを諦めた生徒もいて、申し訳なかったです。午後は那覇の国際通りに移動して、各自で昼食とお土産を買うための自由時間。生徒たちは2時間半余りの時間でたくさんのお土産を買っていました。そして、那覇空港から伊丹へ。幸い、陽性者も出ず、参加した皆は楽しく沖縄の文化と歴史と自然を学んでくれたのではないでしょうか。今日(14日)明日(15日)は振替休日。しっかりと体を休めて、16日にはまた元気な姿を見せてください。