24日、２時間の授業を終えて10時45分より2学期終業式を体育館で挙行しました。校長式辞は以下の通り。

「おはようございます。長かった2学期も今日で終わり。暑い日が続いたと思ったら、すぐに底冷えの冬になりました。約36年前、私が最初に担任をした学年の先生たちの中にのんびり屋さんの英語の先生がおられます。そんなのんびりした先生が『私には８歳年下の弟がいて、弟はすごく賢いの！』と言ってました。その弟さんの名前が山中伸弥さん。そうです、2012年のノーベル生理学・医学賞をジョン・ガードンと共同受賞した山中先生です。さて、今年は日本の団体がノーベル賞を受賞しましたね。日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞しました。その授賞式が１２月１０日にノルウェーの首都オスロでありました。授賞式で代表委員の田中照巳さんは２５分に渡り、熱い想いを語りました。その一部を紹介します。（当日の演説の内容、特に被爆の様子と核抑止論への批判、次世代への想いを中心に紹介。）私は報道でこの演説を聞いていて、涙が出ました。同じ日本に暮らす者として、田中さんの想いを受け止めないといけないと思いました。さて、皆さん、明日からは冬休みです。受験を控えている皆さんはいよいよ追い込みの時期。それでも、今日の話を頭の隅にでも置いてもらえれば嬉しいです。１月８日には皆さんの元気な笑顔に出会えることを楽しみにして、私からの話を終わります。」

式辞の後は生徒指導部長からの話。そして、部活動表彰。今回は計36名も表彰出来ました。表彰した部活動は、水泳部・書道部・男子硬式テニス部・女子硬式テニス部・剣道部・陸上競技部・男子軟式テニス部・体操競技部。やるなあ、三島高生！