18日(火)午後、三島サイエンス・レクチャーが開催されました。これは希望する生徒を対象に大阪大学大学院情報科学研究科情報数理学専攻の藤崎泰正教授に来校いただき、「情報科学ことはじめ 反復アルゴリズムと収束条件」というテーマで講義をしていただくというものです。最先端の阪大大学院の講義を聴ける!という訳で、26名の熱心な生徒たちが放課後に物理地学講義室に集まりました。
生徒の感想です。「確率近似法などAIに利用されているので、とても難しいものだと思っていたが、高校数学だけで理解出来ることにとても驚いた。また、高校数学がどれだけ重要であるかを感じることも出来た」「身近に使われているAIが学習していくその仕組みに数学が使われていることは知っていたが、具体的にどういった分野が活用されているのかを今回の講義で知ることができ、AIという分野をより興味深く感じました」「私は文系を選択しましたが、コンピュータの仕組み等には前から興味があったので、アルゴリズムがどういったものか知ることが出来て良かったです。とても興味深いお話でした。貴重な体験をありがとうございます!」「私は物理の分野の未解決問題を理解し追究したい理系なのですが、同じ科学として、この先とても参考になる講義でした」「有限回の計算でよいものだけが有用に思えたけど、無限回の計算量が必要となるものは、有限回で打ち切っても近似的な解を得ることが出来る等のことから有用であることを聞いて、驚きました!」
他にもたくさんの感想を書いてくれました。文系かつアナログ世代の私からすれば、感想さえも難しいのですが、生徒たちにとっては貴重な体験になったようです。藤崎先生、ありがとうございました!