
8日(木)午前、3学期の始業式を体育館で挙行しました。校長式辞の後は生徒指導部長・保健部長からの話、生徒表彰、生徒会会長からの呼びかけと続きました。今回もジャズダンス部・水泳部・陸上競技部・吹奏楽部・書道コンクール入賞者と、総勢27名を表彰出来ました。素晴らしい!
校長式辞は以下の通りです。「おはようございます。今年は昨年に引き続き、大きな自然災害もなく元日を迎えることができましたが、一昨日には島根・鳥取で大きな地震がありました。島根に住む友人に連絡しましたが、幸い大きな被害は出ていないとのこと。世界に目を転じると、アメリカがベネズエラに軍事侵攻し、大統領を拘束したというニュースはショッキングでしたね。先日、新聞を読んでいるとこんな記事が出ていました。難病のALS(筋萎縮性側弯硬化症)を患っている方がAIの力を借りて、DJパフォーマンスを披露したという記事です。ALSは全身の筋肉が萎縮する難病ですが、彼は脳全体をカバーするように電極を8つつけて、その脳波を100時間以上AIに読み込ませているそうです。技術支援をしている東京大学特任研究員の方によると、AIが脳波の揺らぎを読み取って、ロボットアームを操作。彼の意志通りにアームが動くらしいです。すごいですね。AIはすでに私たちの生活にも深く浸透しています。iPhoneのロック解除する際に使われる顔認証機能。これはスマホのカメラがあなたの顔に数千の赤外線の点を照射して、AIが顔の深度マップや画像を生成して、登録済の顔認証データと照合しているそうですし、出かける時に使うグーグルマップも目的地までの時間をAIが推測しています。インスタグラムやTIKTOKなどのSNSでは、あなたが見る投稿一つ一つの順番はAIが決めています。これからは、ますますコンピューター関連の学びが必要なのかも知れません。ところが、その数日前、広島県の元教育長の方の話を聞く機会がありました。彼女によると、アメリカのニューヨーク連邦準備銀行が2023年度の大学の卒業生について、どの専攻の学生が就職し辛いか、新卒者の失業率ランキングを発表し、ワースト10の中に、コンピュータ工学、コンピュータサイエンス、情報システムと、3つもコンピュータ関連の専攻がランクインしたそうです。人気の筈のコンピュータ関連の専攻が就職できにくいという実態が明らかになっています。この流れは、いずれ日本にもやってくるかも知れません。結局、大学で何を学ぶのかは、流行や宣伝に惑わされることなく、自分の学びたいことを学ぶ。それが一番なんだなあと思います。さて、皆さん。3年生の多くは直前に迫った共通テストに向けて、そして入試本番に向けて最後の追い込みです。2年生1年生の皆さんも3学期は短い。色んなことにチャレンジして、悔いの残らないような3学期を過ごしてください。以上で、3学期始業式の私の話を終わります。今日もしっかりと静かに話を聞いてくれてありがとう!」